帰ってきたスカロケ小説第十五話
「声の方へ行ってみましょう」
さちべえ2の言葉にみんな同意して、歩いて行くと、雪が積もったところに出た。
「おーい!ここだよ」
みんなが、近づいてみると、3人の男性が、いて、一人が自転車を持っている。
男性たちは、MA-1ジャケットに黒のキャップが、貞っ子、普通の背にちょっとふっくらが、じー、普通の背に痩せているパーカーが、あみなあただった。
「上を見て!」
あみなあたが、指指す先の空には、ずんぐりむっくりしたまるで、イエティのようなものが浮かんでいる。
「せーの!ヒャーウィーゴー」
貞っ子たちが、いっせいに言うと、イエティが、ミルキーボイスでヒャーウィーゴーと返した。
「80.0!」
あかちゃんマンボウが言うと、同じく返す。
「やっぱり、秘書だ!なんで浮いてるのかな?あれ?」
エリーマイラヴが、言って、イエティから下がってる紐についた重りのような物を指す。
「あー!重りなかったら、もっと空高く行くのか?」
そこで、さちべえ2が、手をたたいて、
「童話の軽い姫と一緒だわ。それだと、呪いが原因よ」
カリン
女性/59歳/埼玉県/小説家見習い「帰って来たスカロケ小説」更新中
2016-03-04 21:27