思い出し泣き案件
以前勤めていた、私の夢見てた自動車整備工場の頃。
営業が10時〜21時頃、そっから残業で、毎日日付変わる頃の帰宅、ちなみに通勤は片道約二時間。
日曜しか休みはなく、日曜は毎週当時里帰り出産してた妻子に会いに、片道約三時間かけて通って…
などとやってたら、身心の調子を崩し、家の一駅前が終電で、三キロ歩く気力体力もなく、集合住宅の軒先の下の塀の上で寝たり、
逆に寝過ごして二十キロくらいを一晩かけて歩いたり、会社に泊まって始発で家に帰り、十分くらいで用事終わらせて出勤したり…
ある夜、路上に力尽きて倒れたり、橋の上から水面を眺めたりした時は、今思い返しても半分彼岸に渡ってたかもしれません。
涙の流し方を忘れた頃の話でした。
黒白熊猫
男性/39歳/埼玉県/しろ
2016-03-07 18:53