感謝案件

我が子へ

もうすぐ２７年が過ぎますね。
君が女の子ならばキャリアウーマンになってバリバリと仕事をしているのかな？
それとも姉さんを差し置いて、さっさと結婚して、子育てに奮闘しているのかな？
君が男の子ならばどんな仕事をしているのかな？
私と大飯を食べ比べるような息子になって、綺麗なお嬢さんを連れてくるのかな？

君が人としてこの世に存在できなかったことは残念です。たくさん悲しみましたけど、誰も恨んではいません。無論君が悪いわけではないしね。

君のおかげで泣くことを覚えました。
どれだけ私を救い慰めてくれたことであったか。

もし、じーちゃんと一緒にいるのならば、いつか君に直接ありがとうを言うよ。

もう少し待っていてください。

２０１６年3月10日

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