本日案件
私は短大時代に人生初のバイトで
イタリア料理店のキッチンをやっていました。
でも料理には全然興味がなく、普段も炒め物を作る程度だったのに、
ガッツがありそうだからという理由でキッチンに選ばれました。
まぁホントの理由はホールには向かない顔だったからキッチンにされたんでしょうけど。
仕事中はずっと皿を洗っていました。
料理に興味が無い私は皿洗いだけで充分でした。
その後、そのバイト先には将来料理人になりたい人や
調理の専門学校に通っている子が入ってきて、
ずっと皿を洗っている私とは違い、積極的に先輩方に料理を学びどんどん成長していきました。
数ヶ月たっても皿しか洗わない私にあきれたのか、
ある日後輩から
『ぽんまるさん、のんきっすね!皿洗い以外もできるようなって下さいよ!』
と言われ、
『そうか!いくらバイトだといえど、料理に興味がないといえど、”働く”ということは昇格していかなきゃいけないのかっ!』と初めて気づかされました。
それからは、後輩達に料理を教わり
ちょっとずつ料理ができるようになっていき、
辞める頃には1人でキッチンをまわせるくらいにまで成長しました。
働く厳しさを教えてくれた後輩に感謝です。
ぽんまる
女性/36歳/東京都/自営・自由業
2016-03-17 18:21