青い春
竹橋から千鳥ヶ淵へ向かう道、まだ青々としている中に一本だけ満開に近い木があった。周りの桜はまだ蕾だが、空気はもう春だった。青い春の香りがした。
「この道を誰かと二人で歩きたい…。」
そう思った。
しばらく進むと、右手奥にボート乗り場が見えてきた。
ボート上での飲食が可能かどうかは定かではないが、できる事ならボートの上でお弁当を食べたいと思った。
そこでは言葉なんていらない。
溢れた感情を、俳句にでもできたらそれでいい。
限りある時間を無駄に使いたい。
青い春の香りを思い出した。
まだ十代の頃に、同じような時間を過ごした。
と、おもいきや、
「つまんない…」って言われてた。
みっく。
男性/45歳/千葉県/アホだけど良いオトコをめざしちゃうハッピーなドライバー略してアホ
2016-03-18 12:24