ファッション業界です
本部長、秘書、社員の皆様、お疲れ様です。
パリコレクションのように、東京でも東京コレクションというのがあるのですが、
私はその東コレに参加している
ブランドでアシスタントの仕事をしていました。
この辺のブランドはどこもお給料が低く、福利厚生などアルバイト程度の待遇が珍しくありません。
私のいたブランドはデザイナーと、アシスタントが1-2名。
人数が少ない中で2ブランドまわすので、業務が多岐に渡り、ひとりひとりの責任も重大です。
そして先輩上司がいません。上司はデザイナーのみです。
一番大事なショーや展示会前は怒涛の日々を過ごし、連日終電まで仕事をし、お休みの日もこの時期は出社、もしくは自宅に山のような仕事を持ち帰ります。
忙しく、追い込まれ、ショーを成功させなければならない責任に重圧を感じたりもしますが、この時期が一番楽しいです。
仕事してるな!っていう充実感と、日を追うごとに服がどんどん上がって、コレクションの形が見えてきます。
ショー当日、モデルさんが服を着てランウェイを歩く姿は胸がいっぱいになります。
自分が縫ったものがショーで出てくるときは目頭が熱くなります。
忙しさの疲労も重圧もその全てが飛び去ります。
この達成感は格別です。
じんたむ
女性/33歳/神奈川県/個人縫製師
2016-03-22 17:44