映画『マジカルガール』を観賞
病で余命幾ばくもない娘の最後の願い、それは、日本のアニメの主人公のコスチューム(本作品内でのアニメです、主題歌に長山洋子さんのデビュー曲とはびっくり)しかし、デザイナーが作製した一点物なので値段も高い、でも娘のために何とかして手に入れたい。娘のために奔走する父親の話が軸となりますが、感動ものだと思ったら大間違いです。
その愛が歪んだときと偶然が交錯してそれまで無関係だった人々をも巻き込み登場人物達のそれぞれの愛がさらに負の連鎖に拍車をかけ、魔法のアニメに付き物のステッキが出たとき、全ては悲劇に向かって加速していきます。
愛を描いているのに不幸が広がっていくストーリー展開に目が離せませんでした。オープニングの2+2=4ってそういう事なのか。
しかし、監督のカルロス・ベルムドさんは日本のサブカルチャーが相当好きなのかな?
ムーンライズキングダム
男性/46歳/千葉県/Come live with me ~共に生きよう~
2016-04-03 20:34