十年越しの恋

やしろ本部長、浜崎秘書、お疲れ様です、僕には中学生のとき同じクラスに好きな女の子のＭちゃんがいました、しかし僕はその子に片思いをしたまま告白をする勇気もなく卒業してしまいました、それから十が過ぎ、中学時代の友人と久しぶりに会い食事をしているとＭちゃんの話になり、Ｍちゃんは当時好きな人がいたらしく何人もの男性から告白されたにもかかわらず全員断っていたそうです、それを聞いて「僕なんかが告白しないで正解だな」と思いました、それから後日友人から遊園地に誘われたので行くと僕が好きだったＭちゃんの姿が友人は体調が悪いと言って来れなくなり、二人だけで遊園地を楽しむ事に、その帰り道Ｍちゃんが「あのさ、もしも今私があなたのことを好きって言ったらどうする？」と僕にとって一生忘れる事の出来ない言葉を聞いてきたのです、僕は「あ、うーん、嬉しいかな」と返しました、それから数日後僕は思い切って彼女に告白しました、すると「中学の時からずっとその言葉を待ってたんだよ」と言ってくれたんです、それが今僕が付き合っている彼女です。

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