映画『或る終焉』を鑑賞
先月鑑賞した『君がくれたグッドライフ』も終末期を取り扱いましたがこちらの作品は患者に付き添う看護師を主軸に描いてます。
登場する3人の患者とのストーリーから患者と看護師が抱える孤独、苦悩が見えてきます。
そして、看護師の家族とのエピソードに彼の心に秘められた悲しみを知り、彼の命に寄り添う献身性の深い意味を考えました。
作品は静かに、何かを投げ掛けることもなく、答えを提示することもなく写す事のみに徹底していて、そのスタンスが鑑賞者の思考を掻き立て作品にぐいぐい引き込んでいきます。
衝撃的なラストとはよく耳にしますがこの作品は本当に衝撃的、だからこそ「命」というものをを考えさせられる。
ムーンライズキングダム
男性/46歳/千葉県/Come live with me ~共に生きよう~
2016-07-03 21:18