忘れられない叱られ方
高校三年の6月のある日、私は喫煙が学校にバレて停学処分になりました。その処分が下される日に母と学校に行き、まずは校長先生から15分ほどのお叱りの言葉をいただきました。
その後、担任の深沢先生と母と私の三者面談に。深沢先生は母に向かってこう言いました。
「お母さん、17〜18歳の健康で好奇心旺盛な男子なら誰でも一度や二度は煙草に手を出します。こうぞう君(私の名前)は間違っても道を踏み外したりしませんから、どうか叱らないでやってください」
この先生だけは裏切れないな、と思った私でした。今でも忘れられません。
鴻の親父(おおとりのおやじ)
男性/66歳/埼玉県/居酒屋やってます
2016-07-04 16:22