決め手案件

皆さんお疲れ様です。何となく、この時間に投稿したのは、長文だからです。w

私は【LGBT】って奴で表現される者です。相方とも長く一緒に暮らしています。当然周囲には隠して生きて来ました。でも徐々にLGBTが注目されるようになり、思いきって当時職場で一番親しい友人に話しました。すると翌日、職場に私の居場所がありませんでした。その月に辞表を提出しました。大手と言われる企業で、頑張れると思った矢先の出来事で、ショックも大きく、なかなか立ち直れませんでした。

元気がない私を見て心配した相方が、別の友人に頼んでくれて、うまれて始めて「合コン」に行くことになりました。その相手の男性達の中に、今の会社の社員がいて「仕事探してるの？営業だったら今回の社員募集で絶対欲しいって社長言ってたから、エントリーしてみれば？お給料は良いよ」と言われ、エントリーしたら、トントン拍子で最終面接まで進みました。

面接してくれていた社長はずっと仕事と関係ない雑談ばかり。「この人大丈夫？本当にこの人社長？」と思っていた矢先「○○さん。何か言いたい事があるでしょ？言っていいよ。怒らないから」と優しい笑顔で質問をしてきました。私は正直に前職の退職経緯を話しました。社長は少し考えて「俺としてはあなたに来て欲しい。ただ申し訳ないけど、俺に全く知識がないので、俺があなたの期待に応えられるかが全くわからない。出来たら相方さんと一緒に話を聞かせてもらえないかなぁ」と言ってくれました。

翌日社長をはじめ数名の社員さん達と私と相方で食事をしながら話をしました。社長は社員さん達に「さてお前達、ここまで話しを聞いて彼女の採用に反対の奴いるか？」と聞くと、みんな首を横に振って「反対の理由がない」と言ってくれました。

私は特別扱いして欲しい訳でもなくて、ただ普通に接してくれる仲間が欲しかっただけです。今の会社はそれを最初に約束してくれました。その温かさが私の決め手でした。相方も喜んでくれています。もっと勉強して、早く戦力になれるように頑張ります！( ´∀｀)

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