本日の案件
本部長、秘書、お疲れ様です!
本日の案件ですが、今でも忘れない7年前の新人のときの出来事です。
私は電車のブレーキを制御する機器のパッキンを交換していました。パッキンとは水や空気が配管から漏れないための緩衝材のようなものです。
私はパッキン交換作業を何度か経験したのもあって後確認せずに作業を終了しました。
数日後、最終検査で空気漏れが発覚しました。
原因は古いパッキンを外さずに、新しいパッキンを取り付けてしまったのです。結果パッキンが二枚になって隙間出来てしまい、空気が漏れてしまいました。
もちろん私のミスです。
しかし先輩のミスになってました。
すぐ上司に『今回の失敗は私のミスです』と報告しました。ですが先輩は『指導していたのは私です。』とミスを請け負ってくれたのです。
新人だった私を気遣ってくれたのでしょうが、私は嬉しくもあり、悔しくもありでなぜか涙があふれて止まりませんできた。人目をはばからず泣いたのはそれが最後です。7年前のその出来事があって、現在私は『検査の鬼』の異名がついてしまいました(^_^;)
たかひろ先輩のおかげで今があります!本当にありがとうございます!!
(このようなミスをしてもダブルチェック、トリプルチェックといった確認をしっかりとしていますので、電車は安全です!安心して電車にお乗りください!)
たすくん
男性/34歳/東京都/会社員
2016-07-11 16:42