映画『AMY 』を鑑賞
本作品は2011年7月23日に27歳という若さで亡くなったジャズシンガー、エイミー・ワインハウスさんのドキュメンタリーです。
生前に発表したのはアルバム2作品のみですが2作目のアルバムのシングル曲が世界的大ヒットを記録しグラミー賞5部門受賞、これだけでどれほど偉大なシンガーだったかが解ります。
しかし、ドラッグやアルコールの問題を抱え悲しい最後を迎えてしまいますが何故このような結末になってしまったのか。
作品はスターではなくありのままの彼女を写します。
個人的には彼女の事は知らなかったので先入観もなく観られたのですが、すごく愛を求めていて、依存気味になってしまう繊細な内面を持った普通の女の子だったと思います、シンガーとして成功したけど彼女は全くそういうのを欲してなく、音楽に対して純粋で好きな歌を歌いたいだけだった。
でも、持って生まれた才能が余りにもずば抜けていたために望まないスターダムへと彼女を押し上げてしまい、彼女を救えるはずの周囲の人々が彼女の負のスパイラルのアシストをしてしまうあたりに運命の皮肉を感じました。
彼女の曲を知っている人も知らない人も胸の奥に届く作品だと思います。
ムーンライズキングダム
男性/47歳/千葉県/Come live with me ~共に生きよう~
2016-07-18 21:48