スカロケ小説第二話
男性のまわりでジュースを飲みかけた人々はそれを見て飲みかけを吐く者、缶を放る者、吐く者の背中をさする者などが続出する。
「大丈夫か!スタッフ!」
「大丈夫ですか?」
本部長と秘書が心配そうに窓際に顔を寄せる。外のスタッフが最初に飲んだ男性のもとへ駆け寄る。そこへ一人の若者が来て声をかけた。
「スタッフさん!俺、クルマで
来たから病院へ連れて行くよ、祭日で道が混んでるからその方が救急車より早いし」
「それでは、お願いします。お名前は?」
「かぶと丸です」
「ラジオネームじゃなくて本名で!」
「○×○○です」
「すぐ、クルマ、とってきます」
彼は一目散にかけていった。
ずっと音楽が流れてる。スペイン坂どうなってるの? たかみつ女性/28/新潟県その他 ○/×17:08
差し入れに何かが? ほしのりんご女性/32/愛媛県専業主婦 ○/×17:10
スペイン坂から速報です。差し入れのジュースに何か毒物が入ってたらしく急病人が出ました! くろみ 女性/18/神奈川県大学生&正義のヒーロー○/×17:15
ええー! ウミネコ女性/26/東京都建築設計17:16
カリン
女性/60歳/埼玉県/小説家見習い「帰って来たスカロケ小説」更新中
2014-05-30 18:03