ゾゾゾ案件。
本部長、秘書、リスナー社員の皆様、台風一過の暑いなか、お疲れ様です。
これは、本当にあった話です。
去年の夏、今日みたいに暑い深夜のことでした。
最後のお客様をお送りして、営業所に帰る途中、信号に引っ掛かり、ふと、山田ひさしさんのラジオを聴いている時に起きました。
後ろから、やかましいエンジン音、まぁ、夏だから、暴走族もいるよねと思った矢先、目の前で、ガチャーンという低い音が。
赤信号を無視して交差点に突入した車と横から来たバイクと側面衝突したんです。
バイクの運転手さんは、宙を舞い、アスファルトに叩きつけられてしまいました。
私はすぐさま、バイクの運転手のもとに行き、意識があるか確認。
かなり、痛々しい姿でしたが、幸い意識がありました。
119に電話。突っ込んだ車の運転手さんが降りてこないので、見に行ったところ。
車のなかで、意味不明な呪文みたいなのを唱えていました。
そのあと、すぐに警察と救急車が到着。
事情聴取され、私はその場を後にしました。
後で分かったことですが、バイクの運転手さんは重症でしたが、命には別状がないとのこと。
一方、車の運転手さんは、飲酒して、家に帰る途中だったそうです。
勿論、呑んだら、ハンドルを握ったらいけないのですが、車を運転する1人として、安全は決して、忘れてはいけないと再認識させられました。
これが、私の体験したおばけより怖い、ゾゾゾとした話です。
ボールペンしんちゃん
男性/34歳/埼玉県/タクシー運転手
2016-08-17 11:24