年上部下
お疲れ様です。
部下の責任は上司が負います。礼儀として私は年齢の上下を問わず部下には以下の3つを厳守することを要求します。
「やれと言ったことはやれ」
「やるなと言ったことは絶対にやるな」
「このやり方が良いなと思ったら、実行する前に相談しろ」
これが守れない、守りたくない者は与える仕事が無いので辞職を勧めました。
極めて乱暴ですが、この3つが守れない者を育ててやれるほど潤沢な資源を持った企業に私は属したことがありません。チーム社員の雇用を護るために成果をあげなくてはなりませんので、ルールに従えない者には外れて貰いましたし、採用もしませんでした。
昔務めていた企業が買収企業により上層部が刷新され、リストラの嵐になりました。その時、就任した本部長(50歳)が主任の私(35歳)に「昔から世話になった先輩たちを部下として使わなくてはならない。どのように扱ったらいいのかな?」と聞いたので、「それはあなたの仕事ですよね。それができないとあなたの席が無くなりますよ。」と言いました。すると本部長は各チームに数名ずつ50代後半の方たちを配属してきました。人的コスト0円の人事預かりというご本人方にとって屈辱的な扱いでした。
上司部下といっても人生の先輩です。言葉使いは目上の方への言葉使いは当然です。上記の3つを伝えて、もうふたつ加えました。「体力的にきつかったら行ってください。」と「経験から何か感じるものがあれば教えてください。」ということです。
自分のチームではうまく行っていましたが、他部署では厳しい状況が続いたため、半年でこれらの方々は集められて全員早期退職となりました。チームから移動する前日に彼らから「ありがとうございました」と言われた時に、この短期間の対応に対しての安堵と、それまでの数年間もっと業績を上げる働きができたのではないかと自分の働きに後悔しました。
FUJI2
男性/66歳/東京都/自営業と自由業は違うんだぞっと…個人事業主さまは言ってみる~
2016-10-25 20:40