映画『PK 』を鑑賞
2013年に大ヒットしたインド映画「きっと、うまくいく」
本作品『PK 』は同じ監督と主演のコンビから届いた感動作です。
前作は笑いと涙の青春ドラマであり、インドの社会を風刺した作品でした、今作品はさらに奥深いテーマを取り扱い、インド映画定番の歌と踊り、笑いを交え教えられることが沢山ある素晴らしい作品でした。
黄色いヘルメットをかぶり「神様が行方不明」のチラシを配り回っている変人「PK」、彼は社会の常識にとらわれていないため面白い質問をぶつけていきますが、彼の発言は決して的外れではありません。それらは社会の常識にとらわれ、発想や本質を見極めることができなくなった現代人に痛烈なメッセージとなります。
SFに、歌と踊り、ユーモア、ロマンス、社会について、と盛りだくさんな内容の約2時間半、時間の長さを感じさせず緻密に作り上げられた物語に引き込まれていきます。
ラストは畳み掛けるように感動の嵐、油断すると涙腺が崩壊します。
嘘をつかないPK がついた素敵なウソには胸が締め付けられました。
前作を観た方だけでなく、初めてインド映画を観る方も楽しめる作品です。
ムーンライズキングダム
男性/46歳/千葉県/Come live with me ~共に生きよう~
2016-11-06 21:54