アニメ『おにいさまへ…』を鑑賞
某JDの書込みから、思考の海に落ち、既決としてなぜか、先週の休みから、アニメ『おにいさまへ…』を鑑賞しています。
このアニメ自体20年ぐらい前のテレビシリーズ。
原作漫画も40年ぐらい前、『ベルサイユのばら』よりも古い、池田理代子さんの週マ連載作品です。
主人公は【優しい普通の女の子】
【明るく元気な親友】と一緒に女子高へ進学。
学園には全校生徒が憧れる3人の生徒がいます。
●理事長の娘にして良家のお嬢様を集めた生徒会『ソロリティ』を主宰する【宮様】
●何かと主人公を助けてくれるスポーツ万能でボーイッシュな【薫の君】
●謎のピアニストで孤高のナイフ使い、ヘビースモーカー【花のサンジュスト様】
3人とも、まるで女子高生に見えない wwあたり(^o^;)
どんだけ、キャラが立ってるんだよwww
突然、選ばれるはずのない『ソロリティ』のメンバーに主人公が選ばれてしまうところから話が急展開。
メンバー入り確実と思われる中で落選し、主人公を激しく嫉妬する音羽さん的キャラ(?)と、その取りまき女子達によるイジメが始まる。
その他、同性愛傾向のクラスメートやら、異母姉妹・異母兄弟など、複雑な人間関係やら。
いやー!かなり面白い。
監督は「もうこれ以上はなかろう」というマッチングで故・出崎統 監督。
『ベルばら』はじめ『エースをねらえ!』『あしたのジョー』『ブラックジャック』など劇画アニメ化テレビシリーズの巨匠。
●岡ひろみ や矢吹ジョーが吐き出す、ゲ〇さえキラキラ光ったという伝説の『透過光』
●画面がいきなり劇画タッチで固まる『止め絵』
●人物の美しさを強調する『飛び立つ鳩の群れ』
●そして、もっとも有名な『3回パーン!』
(アクションやスポーツのシーンで、画面全体が3回スライドする)
なと、40代50代の人なら、何かの作品で一度は見ているであろう、いわゆる『出崎演出』のオンパレードは、クラッシックなアニメファンにも、見ごたえがあります。
しかし、
昭和の漫画雑誌は女子児童になんちゅうものを読ますんだろうかwww( ̄▽ ̄;)
(フランスでは放送禁止になりました)
コーギモモ
男性/57歳/神奈川県/飲食業
2016-11-18 03:39