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映画『湯を沸かすほどの熱い愛』を鑑賞

スカロケや他の番組でも紹介されていたのでご存知の方も多いかな。
作品は余命2カ月と宣告された「おかあちゃん」が、残されていく家族のためにやっておかないといけないことを実行し、家族を建て直していく物語です。
自分の命があとわずかなのにこのおかあちゃんは自分の欲をだしません。「死ぬ前にやらないといけないこと」は家族のことばかり、偉大な母の愛を感じさせます。
が、それだけでは済みません。
実は家族には秘密がありました。作品内に伏線がはられているんですが、鑑賞中は上手く誘導され、「こうなるんだろうな」という予感しながらの・・・・、というのがあり、これには(良い意味で)まんまとしてやられました。
しかし、伏線をあらかじめ仕掛けてあるので無理やり感はなくさらに感動を増幅させてくれたり、やるせない気持ちにさせたり心を揺れ動かしてくれ、ラストは映画だからこその結末で驚きます。
作品は前月鑑賞した『淵に立つ』に通じるような「家族」や「対人」の関係についてなど人が生きていくうえでの事に一石を投じます。
人が死にゆく話ですが悲壮感はなく「生きる」ことに前向きにさせてくれる看板に偽りなしの正面からぶつかっていく熱さのある作品でした。

ムーンライズキングダム

男性/46歳/千葉県/Come live with me ~共に生きよう~
2016-11-20 22:52

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