職場雑記。
最近、海外出身のお客様のマナー(?)の向上が著しいです。
最初は誰でもお国柄、と言うか、各々に
フリーダムに食事をして帰られるのが普通なんですが、
私の店に数回通い始めた頃から、何故か皆、事ある毎に店内をキョロキョロ…。
何事か、と訝って調理をしながら横目で見ていると、
どうやら模範的な日本人客の行動を観察(!?)しているらしい。
一段高いカウンターにポツンと置かれた布巾が“台拭き”だと
理解する所から始めて、今では食後には自分の場所は勿論、
周りから調味料のガラス部分まで綺麗にして、きっちり折り畳んで帰っていく米海兵。
混み始めると、「江戸しぐさ」顔負けに、さり気無く半身や座席を詰めるポーランド人。
「いつもお世話になっていますので…。」とお歳暮レベルの差入れをくれる支那人。
その他諸々、箸の使い方や麺のすすり方、器の戻し方から、最初は全て普通、
おまかせだった筈が、味を覚えたのか、マニアックなオーダーに(勿論日本語で)
果敢に挑戦してくる方々。
彼らの『畳化(たたみか)』が、止まらない。
英語の張り紙どころか、私は一切何も教えていないのに…皆、やり過ぎww
遠い異国(アウェー)の地とは言え、時には滑稽に見える振舞いでさえも、
彼らの姿勢には見習う所が大いにある、と私は感心しています。
つきのわ上等兵
男性/43歳/愛知県/会社員
2016-12-05 04:37