ミッドナイトガッパーナ
⑦ターニングポイント 最終話
おっしゃ٩( 'ω' )وさて、おいしい紅茶と僕は君津へ…。
昨晩考えました…「娘が頑張るって言ってんだから認めてやれ!」とカッコよく言うか…「まだやってもいないのに決めるな!」と叱るか…「あのですね〜彼女もですね〜頑張るって〜言ってますしね〜」と下手に出るか…結局まとまらず。
話し合いは彼女のご両親と4人…「娘さんをくださいってボケようかな…」と思ってると、まずお父さんが「社長申し訳ない」と頭を下げたところからスタート。とりあえず主導権がこちらにあると判断したので、僕の疑問点から切り込む事に。
Q「何でそんなに反対なんですか?」
A「うちの娘には絶対無理。すぐ辞めて社長に迷惑がかかる…」
Q「娘さんにはどうなって欲しいですか?」
A「もう、普通であればいい。せっかくいい会社に就職したのに勝手に辞めて…」
…こりゃ論理的に説得なんて出来ねーな。と判断しました。そこで…「じゃあ娘さんを僕に預からせてください。彼女はたぶん僕らの仕事を全く理解していないでしょう。でも『何か掴めそう』と思っての行動だと思ってます。彼女がうちの会社でやれるかは本人次第ですが、彼女が何かを掴むまで僕は諦めませんので」と言うと…お父さんは「厳しくしてやってください。よろしくお願いします」とOKしてくれました。
…と、まぁ何とかお許しを得て、元気一杯行き当たりバッタリの仕事で、よく泣くし、よく笑うし、飲み過ぎるし、そんなこんなで部長補佐まで昇進しました。「強く願った事は絶対に空振りしない」と改めて思わされた出来事でした。
貴久&ガッパーナ
男性/46歳/千葉県/蕎麦屋専門のコンサルタント (社長さん)
2016-12-11 21:13