「ガンバレ」案件
本部長、秘書、お疲れ様です!
本日の案件について、既出の意見になりますが、一般論として「ガンバレ」と言うことがありかなしかと言うよりは、「ガンバレ」を言う人と言われる人の関係性や、「ガンバレ」という言葉の発し方などの個別の事情によるのかな、と思います。
たとえば、サッカーなどの部活動で普段から練習風景を見ているコーチが、実際の試合で選手に対して「ガンバレ」という場面を想定すると、「ガンバレ」という言葉の言い方が多少乱暴であったとしても、「普段の練習ではもっと出来ているんだから、もっと出来るだろう」といういい意味にとらえられると思います。他方で、実際の試合で全然知らない人から乱暴に「ガンバレ」と言われたら、「普段の自分を知らないくせに」と思ってイラっとしそうですし、知らない人からの「ガンバレ」であっても優しいトーンで言われれば全然嫌な気分にはならないと思います。
「ガンバレ」案件とは話がずれてしまいますが、女性に対して「かわいい」という言葉を発することに対して、「『かわいい』って、上から見られてる感じがして、むかつく」という意見を聞いたことがあります。自分が「かわいい」という言葉を使う場合はポジティブな意味合いでしか使いませんが、その方は、もしかしたら「かわいい」という言葉を言われた相手との関係でばかにされていると考えてしまい、それを一般化して「かわいい」という言葉に対してネガティブなイメージを持ってしまっているのかもしれません。
結局のところ、ある言葉が「いい」のか「悪い」のかというのは、言う方がどのような意味を込めているのかと同時に、受け取る側がそれまでの人生でその言葉に対してどのようなイメージを持っているのか、という点も合わせて考える必要があると思いました。
ヲミト
男性/37歳/東京都/自営・自由業
2016-12-12 18:12