台湾で製作､昨年公開され湾生の故郷を想う心に人々が共感し作品の評判が口コミで広がり現地で異例のロングランヒットとなりました。(驚くのは観客層の多くが戦争を知らない若年層だったということです)
作品内で扱われたのは5人の湾生の里帰りと故郷への思い、そして、台湾に残った方のエピソードです。
これだけでも充分感動しますがこの作品をさらなる高みに押し上げたのは世代を越え関わった人々の優しさなのではと感じました。
故郷に里帰りした湾生達に愛情をもって接した台湾の人々、「自分は母に捨てられた」と心に傷を抱え生きてきた祖母のために祖母の母の足跡を追い※日本に訪れた孫娘の姿、その孫娘のために僅かな記憶から曾祖母が立派な人だったことを伝えた人・・・・、幅広い世代の人々の優しさが積み重なり「国」という枠を飛び越え大いなる感動に満ちた作品になったのでしょう、作中流れる唱歌,故郷が胸を締め付けます。
この素晴らしい作品を届けてくれた台湾の人々に感謝と拍手!!
でも、戦争によって生み出される感動はもうほしくない。

※曾祖母の足跡を追い大阪から岡山に足を伸ばした孫娘が辿り着く「祖母は捨てられたわけではなかった」という真実に辿り着くシーンは堪らなかったです。

0

昔、ウリナリかなんかで、ブラックビスケッツで里帰りするビビアンを特集したことがありましたが、ビビアンの祖母のあまりに自然な日本語に驚き。

病気治療で来日した李登輝 元総統の記者会見の日本語にやはり驚き。

歴史を見た思いがしました。

震災にいち速く義援金や医療チームを送ってくれたり、野球のナショナルチームが、メッセージを送ってくれたり、なんと台湾の国民は親切なのだろうと思いながら感謝しています。

ぜひ、一度、訪れてみたい。

あ、リン・チーリンさんも好きですが(^∇^)


ムーキンさん、ぜひ映画拝見したいです。
さまざまな想いを抱えながら。

1

モモさん、日本は過去の歴史のためアジアでは憎しみを持たれています。
ですが台湾の人々は植民地支配の過去を知りつつ好意的です、歴史認識を客観的にとらえ、日本の統治下にあった年月がもたらしたものを悪い面だけでなく良い面も理解してくれています。
過去の過ちで失ったものは沢山ありますが､赦し手を取り共に未来を見据えてくれる友を得たことは実に嬉しいことだと思います。


台湾の女優さんですとアンバークォさんもいいですよ。
「台北の朝、僕は恋をする」という作品､機会があれば是非。

1