映画『14の夜』を観賞
14歳の頃、小さな町が世界の全てでした。今のようにネット何てものはないし、「東京」なんて想像もつかないどこか別の世界のような気がしていました。
作品を見ているとなんとなく14歳の頃を思い出していました。
さすがにそれは分かるだろ‼と笑ったり、心当たりあるなと笑ったり・・・。
作品の舞台は1987年の田舎町、中学生の主人公は仲間とくだらない事で笑いながら平凡な日々を送っています、ある日町で一軒のレンタルビデオ店にセクシー女優がサイン会に来るという噂が・・・・。
14歳の主人公は答えの出ない悶々とした日々を過ごしながらいつしか次の階段へ上がる準備を少しずつ始めていく。
笑わせてくれるなと思いながら、ぐいぐい引き込んでいくバカなだけに終わらない成長の物語でした。
上を見ず、自分より下にいる誰かを見つけ安心感を得てその日をただ生きてきた彼は夏の一夜を走り出す。
盗んだバイクではなく自分の足で。
以前観賞した映画『あの頃、君を追いかけた』に「青春は恥と後悔と初恋で作られる」というフレーズがありましたがこの作品の場合は
「青春は恥と思い込みと気付くことで作られる」となるのかな
しかし、キュウソネコカミのサウンドが・・・合うなぁ。
ムーンライズキングダム
男性/46歳/千葉県/Come live with me ~共に生きよう~
2017-01-04 20:46