本日の案件
お疲れ様です。
大学院生の頃、某病院にて深夜帯の外来受付の
アルバイトを1年程しました。
真っ暗な病院の中、一人ポツンと受付に居残り、
外来があれば当直の医師に引継ぎしたり、合間に院内を巡回したり、
近所のコンビニ等に用事のある入院患者さんのために、自動ドアの
ロックを一時解除したりしていました。
何も異常の無い、平和な夜は単に夜食と仮眠をとるだけなんですが、
当直は基本1人なので、事故や急患の発生等、何かコトが起これば
緊張の連続でした…。
私の場合、幸か不幸か「修羅場」に出くわした事は無かったですが、
瀕死の重傷を負われた方を目の当たりにしたり、当直当日に亡くなった
方を霊安室に移動させたりしたのが元で、逃げる様に辞めてしまう人
も少なくなかったです。
また、私は決して直接「見える」体質ではないのですが、深夜の当直中に
ロック中の自動ドアが開いたのを1度、待合室のテレビの電源が勝手に
ついたのを1度、目撃してしまいました…
当時は生きた心地がしませんでしたが、度胸というか、人の死や苦しみ
に対して、いたずらに怯えなくなった気はします。
仕事上、というか、その後を生きる上で貴重な経験にはなりましたね。
…あれ?案件の趣旨が違いますね。ま、いっか。
つきのわ上等兵
男性/43歳/愛知県/会社員
2017-01-26 05:14