競馬が盛り上がっているようなので
冬枯れの 淀のターフに散りし夢
永遠に忘れじ 君の面影
1993年 1月30日、京都第7Rで落馬し亡くなった岡潤一郎騎手の墓碑にある句です。
1988年にデビュー、1990年の宝塚記念ではオグリキャップの手綱を任され、1991年のエリザベス女王杯で念願のG1制覇を果たします。
将来を有望視されていたこの若手騎手は当時24歳の若さでした。
昨年から落馬による大ケガが続いて先週もルメール騎手が1日に2度も落馬(ケガもなく無事でしたがAJCCでは騎乗馬は予後不良に )
29日のレースでも大庭騎手が骨折したように一見華やかですが騎手は危険と隣り合わせの世界です。
ひたむきに走る馬たちにも故障はつきまといます。
携わる厩務員さんは着順よりも無事に戻ることを願っています。
馬場や調教に工夫を重ねてもレース中の事故が無くなることはありません、調教中にアクシデントが起こることもあります。
もちろんリスクだけでなく、たくさんの人々の夢も走る競走馬に詰まっています。
競馬はギャンブルですがひとつのレースにたくさんの思いがあるため、ギャンブルを越えた魅力となり多くの人に愛されるのでしょう。
馬券だけでなく、たくさんの事を知ってその魅力に触れて競馬を楽しんでほしいと思います。
ムーンライズキングダム
男性/47歳/千葉県/Come live with me ~共に生きよう~
2017-01-30 12:46