ピンからキリまで
昨日10人くらいのオバ様の集りがあって『君の名は。』を観た?観てない?談義に花が咲いていました。
「泣けるの?」
「泣かなかったけど」
「じゃ別にいいか!」
【泣ける=金払う】というww 単純明快な基準。
しかし、泣きたい人、多いのですね( ・∇・)
25年前、飲食業界では空前のティラミスブームが起きました。それが牽引車となって、あちこちに“イタ飯屋”が次々とオープンしては、3年と経たずにツブレていきました。お店は簡単に作れます。そこからが大事。あくまで本道を歩むか、あるいはサイゼのように『敬意あるパロディ』に徹するか。
やはり形だけ本格派をマネたような店はお客様の支持を得られなかった。
消費者の目は正しい、のだと僕は思いました。
そこから数年『洋食の王道はフレンチ』というなかでマイナーだったイタリア料理が、メジャーな1ジャンルになる瞬間を目撃しました。
ティラミスチョコ、ティラミス菓子パン、ティラミスアイスなど怪しげなモノも出回ったけどwww( ´∀`)
消費者はパロディであることは知っていて楽しむ。結果としてなんとなく「ティラミスってこんなお菓子」という認知度は上り、裾野は広がりました。
『ひとつの事象が文化になる』ってそういうものだと思うんですよね。安いものから高いもの、怪しいものも本物も、子供からお年寄りまで知っている。
『カルパッチョ』『バーニャカウダ』ひとつひとつのコンテンツを30年 諭してきた自負はあります。
さて。
『新海誠』も文化となるでしょう。アニー賞の授賞は今日発表されます。
キネ旬やオスカーにはそっぽ向かれましたが、業界人などただのインテリですから。だったら『言の葉』を賞しなかったのか?穴だらけですよ。
ジャージの社長は渡米中。
精一杯、お祝いしたいと思います!ヽ(・∀・)ノ
コーギモモ
男性/58歳/神奈川県/飲食業
2017-02-04 09:21