映画『海は燃えている~イタリア最南端の小さな島~』を観賞
このドキュメンタリーの舞台は地中海に浮かぶイタリア最南端の島ランペドゥーサ島。
(位置はマルタ島とチュニジアの間といえはイメージしやすいかな?)
連日ニュースで取り上げられ、ヨーロッパの難題でもあるアフリカからの難民を題材としているのですが予想していたような難民を追いかける作り方ではありませんでした。
島で生きる人々と、命をかけて海を渡る人々という対照的な立場の人間を写し出すことにより現代のランペドゥーサ島の姿を描いていて、その姿は世界の縮図のようです。
双方が交わることはなく、島の人々の暮らしは素朴で平穏、片や難民たちは必死に叫び続ける。
「助けてくれ‼」と
双方の接点のような位置にいる島で唯一の医師が登場するシーンにはいろいろ感じることがありますね。
海も、夜明けの空のグラデーションもあんなに美しいのにその美しさがむなしさを掻き立てます。
ムーンライズキングダム
男性/46歳/千葉県/Come live with me ~共に生きよう~
2017-02-12 21:39