辞める案件1
「やりたいことをやる場所は、どこにでもある。」
プイッと辞める前に、そんなことも一度考えてみてください。
この場所(会社)では、絶対に自分を生かせないのか。
仕事を初めて何年経ったら自分の可能性を見極められるのか。
10年経ったらわかってくるのか?
20年経てば、おおよそわかるのか?
私は、一生を終わる時点になっても、自分自身に何が向いていたのかがわからない人も多いのではないか、と思っています。
人は、制限のない場所で自由に遊んでくださいと言われると動けないと聞きます。
柵を設け、ここからここまでの中で自由にしてくださいと言われて、やっと何かを始められる。そんな話を聞いたことがあります。
今いる会社を、この柵の中だと考えてみることも必要かと思います。
いい上司、いい先輩と出会えれば、客観的にみてくれて、コイツこれに向いていそうだと判断して、得手な仕事を与えてくれて、引き立ててくれる場合もあるでしょう。
けれど、他人に過度の期待をするのは、自分の首を絞めるだけの場合が多いです。
誰かが与えてくれるより良い環境や幸運を探し続けたり、待つのではなくて、ひとまず、自分で今の仕事をやれるだけやってみる。
それを3ヶ月間と設定するか、1年間と設定するかは、考える。
コピーを取るのにも、どうやったら早く、ミスなく取れるか?
次に使う人のためにどうしておいてあげるか。
キレイな書類を作るには?
見やすいレイアウトとは?
どのタイミングで渡せば説得力が増すか?
文章の句読点をどこにおけば読みやすいか?
電話の声の抑揚に気をつけているか?
人を惹きつける声とは?
帰っていくお客様を送る時「ありがとうございました!」という声は、背中に手を当てて優しく押し出すことをイメージしてかける。
「いらっしゃいませ」は、お席に招き入れるようにかける。
… マニュアルにないプラスアルファを見つけて実行する。
くみ
女性/65歳/東京都/黄色くみ広報室長
2017-02-20 14:21