案件
ちょっと案件からズレるかもしれないけど、政府や業界が進めている働き方改革って何かが違うと思います。
電通で亡くなられた女性の方も単純に時間的な問題であそこまで追い詰められた訳ではないのでしょう。彼女だって広告業界がどういう状況か十分知っていたと思うし、周囲の人達も苦しい状態で働いているのは理解していたはずです。
1番根底にあるのは仕事をしている人々が完全に孤立している所なのでしょう。
上司に罵倒され、相談しようにも先輩や同僚も全く余裕の無い状況でそれぞれが仕事に追い詰められて行く。おそらくその上司でさえギリギリの所に追い詰められていたのかもしれません。
そういった点を無視して残業時間だけを制限した所で何の解決にもならないでしょう。
人材の豊富な大企業なら政府や組合が提示している残業時間で回るかもしれません。(実際回るとは思いませんが)
しかし慢性的に人手不足で年中繁忙期状態の中小企業には業務縮小、または閉業しろと言われているようなものでしょう。
実際、我が社の若い社員達にあれで仕事が回るか問うた所、全員が首を横に振りました。
制度化は良いですが、事の本質を見極めて欲しいとつくづく感じます。
今でも最後に全てを閉めて帰宅するのは管理職である私の仕事です。近いうちに管理職の働き方改革も始まるのでしょうね。
貞っ子
男性/59歳/東京都/会社員
2017-02-20 18:45