案件とは無関係ですが…
私の大好きなお客様の話
自営業をしていた男性、45歳の年末に具合が悪いなと思ったけど、年末で忙しいこともあり、通院しなかったそうです。
年が明けて、立つこともままならなくなり、奥様に付き添われて通院すると脳幹梗塞と診断。一時は意識も失っていたそうです。
発症から1年後に退院し、在宅介護になりました。
でも自分でできることはまばたきでYESを伝え、首を少し動かしてNOを伝えることと、指をほんの少し動かして文字版を操作して意思を伝えることだけです。
あとは奥様と母親の献身的な介護に支えられています。
発症時に小さかったお嬢さんは中学生になり、多感な年頃に。
お嬢さんの受験もあるので、住み慣れた家から、お母様の家に今度、引っ越しをされるそうです。
お嬢さんの成長を楽しみにされているご本人は寂しいと思いますが、他人のヘルパーには何も言える立場ではありません。
引っ越し後もヘルパーを使ってくださるので、私はお世話を続けられそうで少し安心しています。
もし、発症時にすぐ通院していたら、今のように重い後遺症にはなっていなかっただろうと思います。
いつもと違うと感じたら、面倒でも、忙しくても、医者にかかり、早いうちに診断と治療ができたら、同じような人は減ると思います。
自己診断せずに病院へ行こう!
みなさま、よろしくお願いします。
花うさぎ
女性/49歳/埼玉県/お世話係
2017-03-07 16:37