ついてない案件

今年、豆まきの福をもらいに神社へ行きました。

このイベントに参加するのは初めてだったので、とてもワクワクして豆まきの時間を待っていました。

そして訪れた豆まきタイム。
高台から年男、年女が下に居る人達に向かって
『福は～うち！』
の声と共に、豆やお菓子等を投げ、それをまるで池にいるコイが餌に群がるかのように、福を取り合う感じになってました。

私も福と言う餌を求め、飛んできた豆やお菓子を取ろうとしましたが、顔や体に当たるだけで全然取れません。

そして、私に当たって勢いの失った物を、周りが良い感じで取る。
そうして豆まきが終了した時、私はずっと
『福を取りに来たのに、どうして俺だけ福が取れないんだよっ！』
とモヤつき、そして心では泣いていました。

私は帰り道、自分の心に
『笑う門には福来る』
と慰めながら帰るのでした。

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