スカロケ小説第八話
「ちょっとだけならいいわよ」
もじゃネェが疲れた声で言った。
「俺も」
かぶと丸が同意した。
3人はスペイン坂へ向かう。
しばらく歩いてシャッターが閉まったスペイン坂スタジオへ着く。そこには、警備員が一人立っていた。
「スカイロケットカンパニーの社員です。チェックインしたいんですが、いいですか?」
ケーキが警備員に声をかける。警備員はうなずき、ケーキに背を向けた。
「(小さな声で)ケーキさん、もうチェックインしてたよね?」
かぶと丸がもじゃネェの耳元でささやく。
「そうね!何か考えがあるんでしょ」
もじゃネェも小さな声で答えた。
ケーキは、シャッターをしばらく調べていたが、蛇腹の間から何かを見つけ、二人の元へ戻ってきた。
スカロケ自粛か! 掲示板はどうなる?ちくわぶ 男性/28/東京都会社員
掲示板は今、動いてるから大丈夫じゃないかな? うら 男性/42/東京都絶望なんてないよ希望だらけさ♪
いつまで自粛かな?まさかずっとじゃないよな! 笑う☆コーヒー 男性/36/東京都 わかる!0撲滅委員
カリン
女性/60歳/埼玉県/小説家見習い「帰って来たスカロケ小説」更新中
2014-07-11 18:17