今日は第二の誕生日
29.5.13
今日で移植手術をして8年間が経ちました。
「命をありがとう」と父に伝えた言葉は今も変わらずに、思い続けることが出来ています。
今、思うことは… 本当に幸せです。
それは何か特別なことがあったり、もらえたりしたのではないんです。
当たり前な幸せに何度も、いくつも、気づくことが出来たり、感じる事が出来た8年間だったからです。
歳を重ねるごとに自分が生きてる意味を考えます。生きてる意味が深くなってきます。
生きてるだけで涙が出るほど幸せです。
今日は僕と縁したすべて人、一人ひとりに「ありがとう」を届けたいと思います。
ちょっと恥ずかしいけど、大好きになった音楽で一つ、自分の思いを表現していきたいと思います。
入院中、手を動かすことも、声を出すことも、立つこと出来なかったから。
今、ギターを弾いて、手を動かしたり、足でリズムをとったり、声を出して歌えることも、すごいことだと思えるんです。
下手くそなギターも歌も命に響けと願い、これからもっと元気に生きていきたい。
今、伝えたいことを言葉にしました。
良かったら、読んでください。
「生きてくこと」
僕たちは当たり前の毎日に生かされている
すぐ側にある幸せに気づけない人が この世界にどれだけいるのだろう
すべてが当たり前じゃないんだ
この命があることを
すべてに意味があるんだ
この痛みもあの苦しみも
幸せになるためにあるんだ
僕はそう信じている
かけがえのないこの命
これは奇跡なんだ
この手を握ることも
この足で歩くことも
すべてが当たり前じゃないんだ
僕たちは弱いところや 誰かと比べて出来ないこともある
勝てなくてもいい 負けるな 自分を信じて
必ずあなたにしか出来ないことがある
すべてが当たり前じゃないんだ
この命があることを
すべてに意味があるんだ
この痛みもあの苦しみも
幸せになるためにあるんだ
あなたも生きて生き抜いて
かけがえのないこの命
これは奇跡なんだ
この心臓が動いてることも
僕たちに明日が来ることも
あなたの側にいてくれる大切な人も
すべてが当たり前じゃないんだ
バンビのカズくん
男性/35歳/千葉県/会社員
2017-05-13 01:10