ひつまぶし案件
皆さん、お疲れ様です。
ひつまぶしって、美味しいですよね♪
1つのお膳で2度美味しい❗まさに味変えの発想ですね。
開発者に感謝ですね。
時は、江戸末期…。場所は尾張国…。
八「おーい。おかみさん。ちょいと来てくんねぇか?」
店「なぁんだい、はっつぁん。」
八「おかみさん。あんまり声を荒らげて言いたかねぇが、このうなぎ、硬くて筋ばってて食えたもんじゃないぜ。こちとらこれから江戸にトンボ返りするから精のつくものをツルッと食べたくて来たんだがね。おまけに今朝から奥の歯がしくしく痛んでよぉ。。」
店「あれまぁ、そりゃあ悪かったねぇ。しかし、奥歯が痛いなんて、あんたも親のありがたみが分かるようになったのかねぇ。冷奴でも食べるかい?」
八「いやいや、おかみさん。オイラうなぎでガツンと精をつけたいわけよ。冷奴なんか噛んでる気がしねぇやい。」
店「わががままだねぇ。ツルッと食べたいって言ってたじゃないか。そんじゃ、味噌汁でもかけて食べるかい?」
八「赤だしの味噌汁なんかかけちゃあ、うなぎの旨さが濁るってもんだ。あれだ。出し汁、かけてきてくんな。」
店「あいよ。かけてきたよ。」
八「ズルッ…ズルズルッ…‼こいつぁうめぇや‼」
客「なに?旨い?…おおい、おかみさん。オイラにもあれと同じもの、持ってきてくんな!」
客2「おかみさん。オイラにも!」
…こうして、たちまち店の看板メニューとなり、東海道に乗って江戸まで広まったそうです。感謝です。
めでたしめでたし。
※この話はフィクションです。
エリーマイラヴ
男性/46歳/東京都/総帥(so sweet)
2017-05-16 09:57