なんつって⤴なんつって⤴⤴なんつって⤴⤴⤴
こんな雨風じゃ、仕事になんないなんつって。
こんな日は温泉に限るなんつって。
湯河原あたりにナビセットしちゃったりして。
途中で、どしゃ降りの中で壊れた傘をさして歩く女性に声なんかかけちゃったりして。
「よろしければ目的地までお送りしますよ。」なんつって。
けど、ナビの行く先は湯河原温泉のままだったりして。
「実は湯河原に行こうと思ってまして…一緒に行きませんか?」と打ち明けちゃって。
とりあえずびしょ濡れのその服を何とかしようということになって。
うまいことショッピングモール見つけちゃって。
いろいろチョイスして、プリティウーマンみたく着替えちゃって。
最後に、シックな服を着た彼女に見とれちゃって。
傘はあえて買わないで、
「僕があなたの傘になりたいから。」
なんつって照れちゃって。
その後のちょっとの沈黙もまた心地よかったりして。
本当に湯河原温泉に着いちゃって。
男湯と女湯で分かれるところで「じゃあ一時間後に」って待ち合わせて。
湯船に浸かりながらもずっと彼女のことを考えちゃって。
なんだかんだで早めに上がっちゃって。
そしたら、彼女も早めに上がってきてて。
「素っぴんだからあんまり見ないで~」
と言う姿も仕草も可愛くて。
「いい湯だったね」
と話しながら、テラスで冷たいドリンクなんか飲んじゃって。
「実は、早く会いたくて早く上がってきちゃった」と打ち明けて。
あと少し手を伸ばせば届きそうな距離に、彼女の手があって。
「実は…私…も…」
グラスの氷が溶けて「カラン」と鳴った次の瞬間に指先が触れ合って。
…そんな白昼夢を見ながら、仕事していました。
雨で濡れた皆さん、風邪ひかないでくださいね。
あなたの風邪薬になりたいなんつって(゜∇゜)⤴⤴
エリーマイラヴ
男性/45歳/東京都/総帥(so sweet)
2017-06-21 20:10