七夕の短冊の色
そう言えば先週の「あ、安部礼司」でも言ってましたが短冊の色は元々五行思想で五色ですね。
木・火・土・金・水でそれぞれ青・赤・黄・白・黒。
五行説では紫が黒に近く、また高貴な色なので黒の代わりに紫を使ったりします。
この五元素に5つの徳を当てはめた五徳が短冊の意味です。
赤→「仁」人に感謝を示して礼を示す心ですね。転じて人を愛することという解釈もあります。まぁ赤は何となく愛情のイメージでもありますよね。
青→「礼」仁の心を具体的に示す行動ですね。感謝を行動にして示しましょう。言葉や行動にしないと伝わらないことは多いです。
黄→「信」約束やルールを守ること。誠実であること。(真実はいつも1つ!・・・とは限らない。)
白→「義」利己主義ではなく他者を重んじること。世界平和とかこれですね。
紫(黒)→「智」智慧なので学業や資格試験など知識はもちろん、世界の道理などを考えることも含みますね。若さって何だ!?振り向かないことさ!愛って何だ!?躊躇わないことさ!
なので願い事って言うか目標ですよね。
そもそも七夕に限らず神社などの願い事も神頼みではなくて目標の宣言ですし。
天は自ら助くる者を助く。人事を尽くして天命を待つのです。
為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり
ちなみに余談ですが、僕のラジオネームはヘブライ語で『智』を意味するコクマーが元になっていたり・・・。賢くありたいなーという自己願望表明。本当に余談ですね( ̄▽ ̄;)
こくまろ
男性/40歳/神奈川県/耳なしアルケミスト
2017-07-06 13:30