似ている…
きっかけは、「おしり」だったんです。
意識して見ていた訳ではありません。
ただ、意識を持ってかれるようなクッキリ感はありました…。
前を歩いていた女性のおしりに、クッキリと白い跡がついていることに気付いたのは、歩き始めて間もない頃でした。
最初は、「おしりプリッとして立体的だな」とか「アップリケかな」くらいに思ってたんです。
しかしながら、紺のパンツに白い跡…。
…明らかにどこかにもたれたか座っていた跡…。
それを指摘しようものなら、
「おしりばかり見て！なんていやらしい中年男性かしら！？」
「これだから中年の男は！」
と思われてしまうのではないか…そう思ったんです。
僕は、おしりが汚れていることを指摘するのを断念しました。
いや、何なら、
「僕が払って差し上げますよ！」
と声を掛けておしりをはらう妄想すらしたことは認めます。
けれど、その気持ちをグッと抑えてこうしたのです。。。。
まず、僕はその女性よりも速いスピードで歩いて、女性の前に躍り出ました。
そして…。
おもむろに、「あー、汚れてるわ。気付かなかったわー❗」
と言いながら自分のおしりをはらいました。
何度も…何度も…。
しかし、彼女の前を歩けた数十秒で伝えきれたかどうかは分かりません。
さて、このように、男って繊細な生き物で、考えてないようで考えてたり、考えてなかったりするとにかく繊細な生き物であることは確かなんです。
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エリーマイラヴ
男性/45歳/東京都/総帥(so sweet)
2017-07-15 00:26
