奢り奢られ案件。
本部長、秘書、リスナー社員の皆様、お疲れ様です。
あれは、忘れもしない高校1年の5月10日。初めてのアルバイトの給料日。お金を稼ぐということは大変だと実感し、最初の給料は家族にご馳走しようと思い、食事に行った時の話です。
父、母、祖母、弟、私の5人で、地元で評判の高級な寿司屋に行きました。
高くても、2万もあれば、足りるだろうと思っていたのですが、甘かった。
高いものばかり、頼む父。日本酒を頼み出す母。安い回転寿司感覚でバクバク食べる弟。私はうっかりしていました。
彼らは遠慮を知らないということを(笑)
運命のお会計で、まさかの5万円。
放課後や休日を返上して汗水流し、働いた、初めての給料は綺麗になくなりました。
まぁ、美味しかったからいいかと、自分に言い聞かせていたら、祖母が、こっそり、1万円をくれました。
この時に、奢るということはそれ相当の覚悟が必要なこと。そして、祖母の優しさが心に沁みました。
ありがとう。ばあちゃん。
ボールペンしんちゃん
男性/34歳/埼玉県/タクシー運転手
2017-07-19 14:31