樵日記・ホーネットの衝撃
生まれて初めて、アナフェラキシーショックの
重症患者を目の前で見ました(勤務先の先輩社員)。
仕事中ハチに左腕を刺され、吸引器で毒を
出していた先輩が突然、介抱していた私に
「病院へ行きたい…」と呟くので、
「ンな大げさな…」なんて内心思いました。
ハチに刺されるのは最早、皆の日常茶飯事(!)なもので…。
すると、瞬く間に先輩の上半身が蕁麻疹で覆われ、
顔面蒼白になり、死人の様な顔つきになってきたので、
急いで患部を止血し、作業車の助手席に先輩を乗せ、
慌てて山を駆け下りました…(°Д°;;;)
幸い、作業現場の林道を下り切った先に市民病院が
あったので、ハチに刺されてから30分も経たずに
病院に運び込む事が出来ました。
誰の目にも重症患者と分かる状態だったため、
受付を待たずに集中治療室に運ばれて以後、
すぐに心電図を取付けられ、点滴を約4時間ぶっ通しで
処置され、先輩は何とか快方に向かいました。
現場によってはもっと作業員の間隔が開いたり、
一時的に単独行動をとる場合もあるので、ショックです。
担当医師には“間違いなく救急搬送レベル”と言われましたが、
今回は山深い現場のため、救急車を呼ぶよりも早く病院に
運び込めたのは、何よりの幸運でした。
1回、2回程度のハチ刺されは問題なくても、3回、4回目で
突然発症する場合も結構多いらしいです。
アウトドア好きな社員の皆様は、秋頃までお気をつけ下さい。
つきのわ上等兵
男性/43歳/愛知県/会社員
2017-07-21 21:24