今でも覚えてるよ!案件
事故で入院していた時に担当者の姉さん看護婦さんに言われた
一言が大切な「人生のテーマ」になりました。
あの日。
4WDとけんか^^;して病院送りになった私は結構深刻な状況でした。
骨盤骨折&右腸骨複骨折。
場所が場所なので手術もできず牽引治療でベッドに釘付け状態。
数日後、全治6カ月の診断書と共に医者に告げられたセリフ。
「残念だけど治っても歩ける様になるか解りません」
救急車で運ばれて1週間は「昨日までは普通に歩いてたのに…」と
落ち込んで枕を濡らしておりました。
でも、時間が経つにつれて、だんだん頭に来て、
「ふざけるな、俺の人生は俺が決める」と、
とにかく前のめりに医者に内緒でやれるトレーニングを始めました。
看護婦さんは、その事を知っていましたが黙認してくれていました。
そんなある日。
ようやく片足でベッドに掴まって立てた、あの日。
思わず零れた笑顔を見て、彼女が言いました。
「きみは、本当にいい笑顔で笑うよね」
そう言いました。彼女もエガオを浮かべて。
それからは笑顔の数もどんどん増えて、
笑顔が増えるに連れて
治癒スピードもどんどん増して行きました。
2ヶ月後。退院の日。
お世話になった病院の皆さんに挨拶し、
タクシーまで見おくってくれた看護婦さんに挨拶。
最後に彼女は「その笑顔を忘れずにね」と微笑んでくれました。
どんな時も笑顔を忘れない。
それが私のちっぽけだけど大切な矜持です。
彩ねー、サンキューな。
STAYGOLD
男性/58歳/東京都/ゲームの企画屋さん
2017-07-25 17:17