新聞配達~本日の案件
高1の夏休み。初めてやったバイトが新聞配達でした。未だ誕生日が来てなくて原付の免許は取れない年齢だったので、最初は自転車配達。
私鉄の沿線3駅付近が担当区域で400軒。これを朝4時スタートで6時半までに完了せねばなりません。線路沿いだし地元なので、起伏は少なく、道も知っていますから、その点ではやりやすかったのですが、時間内に完了するのは大変でした。
当時は朝刊の配達を1ヶ月やると、1軒当たり100円でした。だから、400軒では4万円。初めて自分の努力で手にするお金としては高額で、嬉しかったことを憶えています。
新聞の販売店には大学の奨学生のお兄さんたちが居て、可愛がってくれたりして仲よくなり、それが楽しくて夏休み後も年度末まで続けてしまいました。
夏の内に誕生日が来て16歳になり、原付免許を取ったので、秋からは原付バイクで配達です。正月など、分厚い新聞を何回かに分けて配達せねばならないのに、雪が降って路面が滑り、止まりたい家の前を滑って通り過ぎたり、戻ったりで、ドタバタ喜劇の様相でした。
楽しかったのか良かったのですが、勉強が疎かになり成績は急降下。年度末には親から辞めさせられるハメに陥りました。
それでも、稼いだお金はほとんど全部、趣味のドラムセット購入につぎ込んでしまいました。
立派なドラムセットになりましたが、お金は残りませんでした。
そのドラムセットは20代後半にピークを迎える自身のバンド活動までしっかり役立ち、まったく無駄にならなかったのが幸いでした。
今でも全部、使える状態で維持しており、バンド仲間とも活動は続いています。新年会とか、納涼会とか、若干活動の形を変えながらも・・・。
(^。^;)
のんびりタック
男性/64歳/東京都/スカロケスポーツサイクリング部
2017-07-27 10:26