案件

本部長、美人で声が素敵な秘書
お疲れ様です！

2年前ほどカラオケ店で働いていました。
あれは今でも忘れられません。

暑い真夏の日のこと
恐らくお盆のシーズンです。

繁忙期ともありいつもに増して店が繁盛していました。

いつも通り接客していると、突然の腹痛に襲われました。

耐えれそうだったので目の前のお客さんを接客したらトイレに向かおうと考えていました。接客を終え、トイレに鼻歌まじりでルンルンでトイレに向かいましたが、繁忙期ともあり、酔っ払ったお客さんなどがトイレにこもっておりました。

そこから腹痛との真夏の戦いが始まりました。
数分経つと冷や汗は止まらないが腹痛がとまりました。

なんとか接客は出来そうだったので
フロントに戻ると注文のコールが入りました。

注文内容はカレーでした！
出来上がったカレーを配膳しようと思った時



カレーを見ると
汚い話ですが排出物を連想してしまい
またしても腹痛の波が押し寄せてきました。

しかし耐えれそうだったので
そのままカレーを部屋に持って行って
部屋を開けると、くしくも歌っていた曲は
「トイレの神様」でした。

その曲を聴いた瞬間一気に、全てが出そうになりました。また一気に冷や汗が出てたので
お客さんが「お兄さん汗やばいね！まさかこのカレーすごい辛いんじゃない？」って言ってきましたがそんなの耳に入りません。もはやそのボケに付き合ってる余裕すらなく、これ以上喋ると言葉よりも先に排出物が出そうになるくらい限界だったので

速攻トイレにダッシュしました。
無事トイレも開いていて、全てを出してなんとか夏の戦いに勝つことができました。

しかしあれ以来トイレの神様は聞いていません。

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