心にグサッと刺さった案件
遅ればせながらの書き込みです。
私の小学校時代の話。塾に通っていたのですが、当時気になっていた女子がいて、その子とも一緒に合格出来たら良いね、と励まし合いながら、また休み時間も二人でいつもいて、塾に通うのも苦手な勉強も嫌ではなくなるような自分にとっては心のオアシスのような子でした。
受験本番が近くなった年の瀬、塾の行事で遅くまで勉強し、遅いので家族が迎えに来て全員で神社に参拝し合格祈願を行うという日。
私には今でも忘れられない衝撃的な事がありました。
私はいつも通り、気になっていた女子とその
相手の御両親と小さな小学校低学年位の妹さんと共に話ながら、時々は女子と二人で列を離れ、肩を並べて良い雰囲気でまるで恋人通しのように楽しく神社に向かいました。
その時に先程の妹が、スタスタと一人近付いて来ました。
私はまだ小さい子だから二人の空気がまだまだ読めないなあ、なんて思っていましたが、その妹は私を正面からじっと覗き込み、そして私を指差して言いました。
『お姉ちゃん!この人、顔が汚いね!!』
気になっていた女子は大慌て。ただ少し笑顔を浮かべながら、
『そんな皆が分かる事、言っちゃダメだよっ』て言われたのです。
その場の空気が一気に冷え込んだ事を察知され、年の瀬のワクワクした気持ちも無くなり、冬の寒空を一人寂しく神社で参拝する事になった私。
それ以来、二人で話す事も無くなり、お互い別の学校に無事合格し離れていきました。
年を重ねた今も面と向かって顔が汚いと言われた事を思い出しては、ほろ苦い記憶が蘇ります。私の心にグサッと刺さった思い出でした。
本部長いかがですか?
メルシーステージ
男性/45歳/神奈川県/会社員
2017-07-29 08:03