ふふ
大学で課題やるとみせかけて、日本橋でやってる地獄絵ワンダーランド展に行っちゃいました!てへ、ぺろw
すんごく面白かったですw初めて展覧会で図録を買ってしまいましたw 地獄絵には、地獄に対する恐怖と、極楽への憧れという二つの要素が詰まっていて、そこから、日本人の死生観と来世観をみるっていうのも面白かったです。←地獄絵みて興奮する女子大生w
地獄絵の変化は、人の死生観の変化でもあって。古代はわりと恐ろしい感じだったけど、江戸とかになるとパロデイや娯楽になってくる。ある意味、死が遠いものになったからこそかな。閻魔様が可愛いw子どもがかいた感じの絵笑 あと、浮世絵の一種で死絵って初めて知ったな。あと、この間文学部の男友達に、戯曲で人間が成仏するのはあるけど、虫とか動物が成仏する戯曲は少ないのは、なぜだと思う?と聞かれて、考えていて。自然崇拝だから、自然のものと人間をわけて考えるような思想かなと思ってたんですが、展覧会で閻魔様の裁判後の道に、畜生道つう、動物や虫に生まれかわって、人間にこきつかわれる来世をしり、これじゃねwと。それに、葬儀の時にお金をもたせたり、草履や杖も、その仏教の世界観からってこともわかった。あと、日本人の山岳信仰と仏教が融合すると、霊峰、山に浄土や地獄が存在し、死者の魂は、山に還るとされて、これを山中他界観っていうんですってwwその絵がとても印象的だったな。死と自然。日本人は、弥生時代、稲作を機に、自然を産業にしたり、都市化への道を歩み始めたと思います。村と村ができて、自然とも囲いを隔てるようになったと養老先生は書いてました。都市化するには、自然は排除されなきゃいけないっていう視点が最高。人間の唯一共通点、死なない人間いないから。自然・死と都市化の中で生まれた医療や病院。だから、医療ってこんな葛藤あるんだ笑病院ってほんと、動物園と似てるw日本人の力の使い方、広げ方が気になる。もちろん他国も。医療もある種パワー、生命倫理は、医療の暴走のストッパー的役割だな。人間の死生観みるには、本人にきく、交流する看護みたいな方法と、現象から捉える方法があるのかなと。後者は都市化の本質の無意識、自然を消すというところから、医療の限界がみえそう。限界、アウトラインがみえてこそ、その専門性がわかるかも。
よしあゆ
女性/28歳/東京都/看護師
2017-07-29 23:46