妄想案件
個室居酒屋で久々に時間が取れて会えた浜崎秘書と私、秘書は杯を重ねてすでに酔っている…
浜崎 「おい!私の酒が飲めないのか!!」
私 「飲めないの知ってるでしょ、ひとくちで潰れちゃうよ」
浜崎 「いいから飲め~!」
私 「どーしたの?私を潰してどーするの?」
浜崎 「… 一緒にいたいの …」
私 「酔ったかな?店、出ようか?」
浜崎 「えっ!?」 (目を伏せる)
店員さんを呼んで、会計をお願いする私…
浜崎 「(涙声で)帰っちゃうの?」
私 「明日の仕事は何時から?」
浜崎 「午後3時に半蔵門」
私 「ならば朝ごはんは一緒に取れるね」
浜崎 「(顔をあげて涙目で)えっ?」
私 「虎ノ門に部屋を取ってあるから行こう」
浜崎 「(涙を拭って)うん!」
私 「といっても私は飲まないよ、潰れたらせっかくの時間がもったいないから…」
浜崎 「ばか…(と目を伏せる)」
私 「時間を取れずに寂しい思いをさせてごめんね」
浜崎 「わがままでごめんなさい」
私 「そこも含めて好きになったのだから、そのままで良いんだよ…」
腕を組んで店を後にして虎ノ門のビルに消えていく二人でした…
<<<<<<<<<終幕>>>>>>>>>
FUJI2
男性/66歳/東京都/自営業と自由業は違うんだぞっと…個人事業主さまは言ってみる~
2017-08-08 14:02