社員掲示板

案件2

皆様、たいへん暑い中、お疲れ様です。
熱中症にならないように何とか乗り切ってください。

むかし、某上場企業に買収され、本社経営陣から外部コンサルと一緒にプロジェクトチームでの仕事を命じられました。目的は3割の人員削減でした。リストラに賛成できない事を外部コンサルの責任者に話し、それならばということで、人員削減分で新規事業を立ち上げて、翌年には売上で50%増、翌々年には税前利益で50%増の計画を作ることに同意して貰いました。失敗すれば、コンサル会社も本社での仕事を失う大博打に出てくれました。
そこから6ヶ月、朝5時の始発で出社、6時から9時まで部門リーダーとしての通常業務を行い、9時から23時半まで窓のないプロジェクト部屋で仕事をして、終電で午前1時に帰宅という生活を休みなく続けました。何とかしたい、リストラはさせない、という思いが強く、不思議と疲労はありませんでした。
そして、プロジェクトの納品(役員へのプレゼン)にて指示に違反したという叱責と内容は理解したという言葉をいただき、よくやったな(よくやってくれたな)という言葉をいただいて、プロジェクトは解散になりました。
そして3ヶ月後、再度プロジェクトが立ち上がり、社内システム再構築という命題のリストラ立案でした。そのときには、我々のチームは誰も招集されず、コンサル会社も別の大手企業に差し替えられていました。
自分が関わったプロジェクトの論功行賞としてマネージャーに昇進していましたが、新しいプロジェクトが進むに連れてやる気がドンドンなくなりました。そして、新しいプロジェクトの報告会にてコンサル会社の責任者とやりあって、システム開発がリストラプロジェクトであることを認めさせました。
しかしながら、このプロジェクトはそのまま実行に移されることになり自分は退職しました。後に人員は削減、同時に企業体力が無くなった会社は解体縮小を繰返して、最後は別会社へ転売されて消滅しました。

熱くなるとアドレナリンが出るのか、疲れも何も感じなくなり、どれだけでも仕事に打ち込めます。
ただし、理のある(利のある)ことであればできますが、不合理なことにはやる気が出ません。

FUJI2

男性/66歳/東京都/自営業と自由業は違うんだぞっと…個人事業主さまは言ってみる~
2017-08-09 12:06

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