本日の案件!今でも忘れない全身全霊で熱くなったこと!
やしろ本部長、浜崎秘書、リスナー社員の皆様、スタッフの方々、お疲れ様でございます!!
本日の案件!…熱くなったこと。私の人生の中で忘れられないことがあります。
それはピアノ教室に通っていた時に、社会人になる前最後の発表会だったので、これを最後と決めた発表会。
時間があまりとれなかったこともあり、なかなか前に進まないのと、予想以上に難しい曲を選んでしまい、毎週毎週怒られる始末。
そんな中、私がピアノを習い始めた時にピアノを買ってくれ、発表会も一番楽しみにしていてくれたおばあちゃんが亡くなってしまいました。
ピアノを弾く意味も失いかけていた時、このままではダメだ。とふと思い、
それからレッスンの前にちょろっと弾いてごまかしていたピアノを、どうにか時間を作り毎日触るように。
もちろん、おばあちゃんのお葬式の日も、告別式の日も、四十九日も。
友達と遊びに行くなら、遊びに行く前に。帰ってきてからお風呂に入る前に。一日家にいるなら、朝昼晩ほとんどピアノに触っていました。
無我夢中で弾きまくり、暗譜をし、先生からも「マグマのように燃えてるわね!」と褒められるようになりました。
そして迎えた発表会当日。
緊張していましたが、いざピアノを弾き始めると体が覚えているようでほとんど無の状態で弾いていました。
もちろんミスタッチもしましたが、あれよあれよという間に終盤まで流れて、最後の難関ポイントも越え、ジャーン!と強い音できれいに終了。
ピアノから手を離した瞬間に現実に戻り、客席からの拍手が耳いっぱいに入ってきました。
お辞儀をして、ステージから客席を見た時、一番左上の席がキラキラしていました。直感で「おばあちゃんがきてくれた」と思ったのを覚えています。
舞台袖に戻り、先生から「今までで一番よかった」と言われた瞬間、何かがきれたかのように涙が止まりませんでした。
全身全霊、全力、やりきった、とはこのことだと思いました。
あの時はもうやりきった!と思いましたが
ここ最近、またピアノを始めたいなぁと思っています♪
かなえいと
女性/33歳/東京都/会社員
2017-08-09 16:45