案件外・・・爆心地に行ったこと、ありますか?
今日は長崎の原爆の日です。知ってましたか?
・・・と訊くのは、先日テレビの街頭アンケートで、8月6日が広島の原爆の日だとは知らなかった人の割合が7割(驚!!)という話を聞いたからです。長崎に至っては、もっと知らない割合が高いのだろうなと・・・。(心配)
その爆心地ですが、広島では原爆ドームの真上だと思っている人が多いと思いますが、若干違うんです。ほとんど目と鼻の先くらいにある、T字路になった橋が目標とされ、少し風に流されて、付近の病院の、約700メートル上空で原爆は炸裂したそうです。目標となった橋の上の交差点に足を運んでも、「ふーむ、ここだったのか。」と思ったくらいで、それ以上のことはありませんでした。
ところが、長崎の爆心地を訪れた時は、ちょっと緊張感を持ちました。長崎では、平和公園に天を指さす石像が在り、その前で追悼式典が執り行われるので、あの像が指さす上空で原爆が炸裂したと思っている方が多いと思いますが、これまた、ちょっと違うんです。
同じ公園内ですが、あの像の建っている小高い丘を下ったところに広場があります。その広場の中に、地面に直径10メートルくらいだったかな?、のサークル状のモニュメントが作られており、そこが爆心地である旨の碑が建っています。
ここでは、ここが爆心の真下とわかる地点に立つことができます。そこに立つとき、時空を越えた昔に思いを馳せると、ここだったのかと、何か恐ろしい緊張感を、私は感じました。
いずれの地点も、それぞれの平和公園、原爆資料館とともに、一度は訪れてみられることをオススメします。
今日は自分の誕生日でもあるのですが、そんな日付の誕生日なので、物事が分かる歳になって以来、今ひとつ手放しで喜べない心境になる、1日です。
その昔、どんなことがあったのか、自分の目で見て知ることが、今後を考えるための1歩になると、思うのです。
のんびりタック
男性/64歳/東京都/スカロケスポーツサイクリング部
2017-08-09 19:16