先輩っっ？！

IT屋さんだった頃、深夜残業して「さて帰宅」と流しのタクシーを拾って乗り込んだら「あれーっっ！！ふっきーさん？」と運転手さん。よくよく見たら、高校の先輩。確か、Ｗ大進学後、授業料を自分の所属する劇団につぎこんでしまって、退学になったと聞いていたけど…、といろんなことが頭の中を駆け巡りました。先輩曰く「まだ親元にいるけどさー、稼げって言われてねー。一昨日から仕事始めたんだよねー。高校関係者には絶対に内緒にしておこうと思ったのに、いきなりこれかよー。参ったなー。お願い！みんなには絶対に内緒にしておいてくれよー。人間観察も兼ねてるんだよねー。」と超ボンボンの人の良さで朗らかに笑っていました。私の家も知っているので、ナビをする必要もなく、ある意味楽な帰宅でした。因みに、先輩の家は高級住宅地内のかなりの豪邸。お父さんは東証1部上場企業の役員。道理でお気楽だったわけですね。うん。今は豪邸に住みながら、それなりに脚本とか書いて食べているようですよ。いいなー。

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